自社商品の売り上げを上げるには、店頭活動が必要不可欠です。その役割を果たすのが営業ですが、営業も店舗を回るだけが仕事ではないため、細部まで手が回らない状態です。そんなジレンマを解決できる存在が、ラウンダーです。今回は、ラウンダーについて紹介していきます。

ラウンダーとは

ラウンダーとは、営業に代わって実際に店舗に赴き、商品の説明や補充、並べ方の提案、ポップの作成などを行います。営業が今まで回り切れていなかった店舗も網羅することができるため、店舗活動をより充実させることができます。

具体的に営業と何が違うのかというと、売り上げに貢献する方法です。営業は店舗の仕入れ担当と商談を行い、自社の商品を買ってもらうことで売り上げに貢献しています。一方ラウンダーは、自社商品が売られている店舗の店頭に立ち、陳列や販売方法を工夫して、お客さんに商品を手に取ってもらうことで売り上げに貢献します。

ラウンダーは基本的に自分の判断ではなく、Plan・Do・Check・Actionで動くPDCAサイクルで動きます。まず、商談で決まった事項をラウンダーは受け取ります。ラウンダーはその事項を店舗担当に伝えて、依頼通りに実行。ラウンダーはその実行の結果を報告します。報告された事項を元に、本部では企画や商談の方法が見直される、という仕組みです。

ラウンダーだけでなく、スーパーバイザーを併せて導入することが大切

ラウンダーを導入することで売り上げ向上の効果が期待できます。より効果を期待するなら、ラウンダーだけでなく、スーパーバイザーもセットで導入すると良いでしょう。

実際に現場で活動するラウンダーに対し、スーパーバイザーはラウンダーと営業担当の架け橋的な存在です。スーパーバイザーは、持ち前のデータ収集能力を活かし、運営管理やラウンダーの店頭活動の内容、巡回する店舗の見直し、評価など、ラウンダー活動を統括する司令塔です。

また、統括だけでなく、ラウンダーから上がってきた情報を元に、企画の提案や商品陳列の交渉も時に行います。

ラウンダーとスーパーバイザーを一括して委託できる業者に依頼しましょう

店舗巡回ラウンダーとスーパーバイザーを一括して委託できるmacsという業者があります。ここは、自社の第二の営業組織として、売り上げ向上をサポートしてくれます。ラウンダーの提供はもちろんのこと、クライアントが依頼した内容を確実に実現するために、ラウンダー以外の専門人材の提供も行っています。提供してもらえる専門人材は、戦略・企画を立てる戦略プランナー、上がってきた店頭情報を元に分析をするデータアナリスト、現場の実践力を上げるトレーナーなどです。活動マネジメントを行うスーパーバイザーの提供も行っています。

また、人材だけでなく、ラウンダー活動を行うための運営管理の仕組みも充実しています。例えば、実効性の高い指示ができるツールや店頭情報の管理や集計、分析ができるシステムなどのツールの導入も可能です。

売り上げ向上に繋がるラウンダー活動ができる仕組みが整った業者です。自社の営業体制に不安がある場合は、ラウンダーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。